がい数と四捨五入

がい数(概数)は、およその数のことです

四捨五入(ししゃごにゅう)では、がい数にしたい位の1つ下の位を見ます。その数字が 4 以下なら切りすて、5 以上なら切り上げます。和や積を見積もるときは、がい数にしてから計算します。

この単元でおさえること

  1. 四捨五入は、1つ下の位を見る

    42948 を千の位までにするなら、百の位の 9 を見て 43000。

  2. がい数にしても、数の大きさは変わらない

    4320 を上から2けたにすると 4300。43 や 430 ではない。

  3. 切り上げは大きく、切りすては小さく見積もるときに使う

  4. 「以上」「以下」はその数をふくむ

    「未満」はふくまない。四捨五入して 4800 になるのは 4750 以上 4850 未満。

  5. 見積もりは、がい数にしてから計算する

    387×52 は 400×50 で、およそ 20000。

  6. 1000 円で買えるかを見積もるときは、ねだんを切り上げて大きく見積もる

例題で考え方を見る

例題 1 がい数と四捨五入

8463 を四捨五入して、百の位までのがい数にしましょう。

百の位までにする
1 つ下の位を見る
その位の数字は 6
8463
8500
5 以上なので切り上げる

答え 8500

がい数にしても、数の大きさは大きくは変わりません。のこりの位には 0 を書きます。

例題 2 四捨五入して百の位までのがい数にすると、7200 になる整数があります。そのうち、いちばん小さい整数はいくつですか。
例題 2 がい数と四捨五入

四捨五入して百の位までのがい数にすると、7200 になる整数があります。そのうち、いちばん小さい整数はいくつですか。

四捨五入して 7200 になる数
7150 以上 7250 未満
いちばん小さい整数
7150
7150 以上なので、7150 をふくむ

答え 7150

例題 3 284 円、434 円、257 円のものを 1 つずつ買います。1000 円で買えるかを、それぞれ百の位までに切り上げて見積もりましょう。見積もった代金は何円ですか。
例題 3 がい数と四捨五入

284 円、434 円、257 円のものを 1 つずつ買います。1000 円で買えるかを、それぞれ百の位までに切り上げて見積もりましょう。見積もった代金は何円ですか。

284+434+257
300+500+300
百の位までに切り上げる
300+500+300
1100

答え 1100

やってみる

えらんでから、答えをひらいてください。まちがえたときは、どこでちがったのかを見てから、もう一度やります。

答えをえらぶと、すぐに丸をつけます。まちがえたときは、考え方がひらきます。読んでから次へ進みます。

この単元の問題は、ぜんぶで 170問。8問ずつ続けてとけます。

  1. 9718 を四捨五入して、百の位までのがい数にしましょう。

    • 9720
    • 10000
    • 9700
    • 9800
    答えと考え方を見る

    答え ウ 9700

    百の位までにする
    1 つ下の位を見る
    その位の数字は 1
    9718
    9700
    4 以下なので切りすてる

    ア 1つ下の位までのがい数になっています。

    イ 1つ上の位までのがい数になっています。

    エ 百の位の数字を見て決めています。見るのは、その1つ下の位です。

    この問題、へんだと思ったら教えてください。

  2. 352 を四捨五入して、上から 1 けたのがい数にしましょう。

    • 400
    • 300
    • 40
    • 4
    答えと考え方を見る

    答え ア 400

    上から 1 けたまでにする
    1 つ下の位を見る
    その位の数字は 5
    352
    400
    5 以上なので切り上げる

    イ いつも切りすてています。2 けた目が 5 以上なら、切り上げます。

    ウ 0 の数が足りません。がい数にしても、もとの数と同じけたの数です。

    エ 上から 1 けたの数字だけを書いています。がい数にしても、数の大きさは変わりません。のこりの位には 0 を書きます。

    この問題、へんだと思ったら教えてください。

  3. 6516 を切り上げて、百の位までのがい数にしましょう。

    • 6500
    • 7000
    • 6520
    • 6600
    答えと考え方を見る

    答え エ 6600

    6516
    6600
    百の位より下が 0 でなければ、百の位を 1 大きくして、下を 0 に

    ア 切りすてています。切り上げは、その位の数を 1 大きくします。

    イ 1つ上の位までにしています。

    ウ 1つ下の位までにしています。

    この問題、へんだと思ったら教えてください。

  4. 四捨五入して百の位までのがい数にすると、9700 になる整数があります。そのうち、いちばん小さい整数はいくつですか。

    • 9651
    • 9649
    • 9700
    • 9650
    答えと考え方を見る

    答え エ 9650

    四捨五入して 9700 になる数
    9650 以上 9750 未満
    いちばん小さい整数
    9650
    9650 以上なので、9650 をふくむ

    ア 9650 も、四捨五入すると 9700 になります。「以上」は、その数をふくみます。

    イ 9649 を四捨五入すると 9600 です。

    ウ がい数にしたあとの数です。もとの数のはんいを聞いています。

    この問題、へんだと思ったら教えてください。

  5. 8767 + 6496 の和を、それぞれ百の位までのがい数にして見積もりましょう。

    • 15263
    • 15000
    • 15300
    • 15100
    答えと考え方を見る

    答え ウ 15300

    8767+6496
    8800+6500
    百の位までのがい数にする
    8800+6500
    15300

    ア がい数にしないで計算しています。見積もりは、がい数にしてから計算します。

    イ 千の位までのがい数にしています。

    エ どちらも切りすてています。四捨五入します。

    この問題、へんだと思ったら教えてください。

  6. 176 円、463 円、331 円のものを 1 つずつ買います。1000 円で買えるかを、それぞれ百の位までに切り上げて見積もりましょう。見積もった代金は何円ですか。

    • 1000
    • 970
    • 1100
    • 800
    答えと考え方を見る

    答え ウ 1100

    176+463+331
    200+500+400
    百の位までに切り上げる
    200+500+400
    1100

    ア 四捨五入しています。買えるかどうかを見るときは、代金が足りなくならないよう、大きく見積もります。

    イ がい数にしないで計算しています。見積もりは、がい数にしてから計算します。

    エ 切りすてています。代金を小さく見積もると、本当は買えないのに「買える」と思ってしまいます。

    この問題、へんだと思ったら教えてください。

  7. 32676 を切りすてて、千の位までのがい数にしましょう。

    • 30000
    • 32600
    • 33000
    • 32000
    答えと考え方を見る

    答え エ 32000

    32676
    32000
    千の位より下を、ぜんぶ 0 に

    ア 1つ上の位までにしています。

    イ 1つ下の位までにしています。

    ウ 切り上げています。切りすては、その位より下を 0 にします。

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  8. 28434 を四捨五入して、千の位までのがい数にしましょう。

    • 28000
    • 29000
    • 30000
    • 28400
    答えと考え方を見る

    答え ア 28000

    千の位までにする
    1 つ下の位を見る
    その位の数字は 4
    28434
    28000
    4 以下なので切りすてる

    イ 千の位の数字を見て決めています。見るのは、その1つ下の位です。

    ウ 1つ上の位までのがい数になっています。

    エ 1つ下の位までのがい数になっています。

    この問題、へんだと思ったら教えてください。

よくあるまちがい

1つ上の位までのがい数にする

聞かれている位までのがい数にします

1つ下の位までのがい数にする

見る位と、がい数にする位を取りちがえています

がい数にしないで計算する

見積もりは、がい数にしてから計算します

いつも切りすてる

1つ下の位が 5 以上なら、切り上げます

ほかのまちがいも見る(あと 15こ)

がい数にしたい位の数字を見て決める

42948 を千の位までにするとき、千の位の 2 を見て 42000 とする

見るのは、その1つ下の位(百の位の 9)です。

がい数にしたあとの数を答える

聞かれているのは、がい数にする前の数です

上から何けたの数字だけを書く

4320 を上から2けたにして 43 とする

がい数にしても、数の大きさは変わりません。 のこりの位には 0 を書いて 4300 です。

0 の数が足りない

がい数にしても、もとの数と同じけたの数です

切り上げと切りすてを取りちがえる

切り上げはその位を 1 大きくし、切りすてはその位より下を 0 にします

買えるかどうかを、四捨五入で見積もる

四捨五入すると、代金を小さく見積もることがあります

買えるかどうかは、切り上げて大きく見積もります。

買えるかどうかを、切りすてで見積もる

代金を小さく見積もると、本当は買えないのに「買える」と思ってしまいます

1つの数だけがい数にする

どちらの数も、がい数にしてから計算します

「未満」の区切りの数を入れる

四捨五入して 4800 になるのは 4850 未満

4850 は 4900 になります。

区切りより1つ内がわの数を答える

区切りまでの、いちばん大きい(小さい)整数を答えます

「以上」をその数をふくまないと思う

四捨五入して 4800 になるのは 4750 以上

4750 もふくみます。

区切りの外の数を答える

その数を四捨五入すると、となりのがい数になります

0 の数をまちがえる

400×50 は、4×5 に 0 を 3 つつけます

上から数えるけたをまちがえる

上から2けたなら、上から3つめの数字を見て、2けためまでをのこします

計算してから四捨五入する

見積もりは、がい数にしてから計算します

計算してからでは、見積もりになりません。

むずかしいと感じたら、ここまでもどる

この単元は、前に習ったことの上に立っています。分からないところがあったら、下から順にたしかめてください。学年をさかのぼってかまいません。

  1. 小2 かけ算
    • 九九を となえて 1けた × 1けた の 答えが 出せる
    • 一つ分の数と いくつ分を 見つけられる
  2. 小3 かけ算の筆算
    • 何十・何百の かけ算が できる
    • 3けた × 2けた の 筆算が できる
    • 2けた × 2けた の 筆算が できる
  3. 小3 わり算
    • 商が2けたになるわり算ができる
    • わりきれるわり算ができる
    • 九九を使って商を見つけられる

できるようになること

  1. 四捨五入して、〇の位までのがい数にできる
  2. 上から1けた・2けたのがい数にできる
  3. 切り上げ・切りすてで、がい数にできる
  4. 四捨五入する前の数のはんいが分かる(以上・以下・未満)
  5. 和・積・商を、がい数にして見積もれる
  6. 目的に合わせて、切り上げて見積もれる

まちがえたところは、あしたもういちど出ます。同じ問題ではなく、にた問題で出します。

今日の10問をやる

おうちの方へ|この単元があつかう学習指導要領の項目

数と計算 概数(四捨五入,見積り)

この学年で扱う 四捨五入 以上,以下,未満 四則計算の見積り

出典:小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編(文部科学省) /第2章 各教科 第3節 算数 第2 各学年の目標及び内容 〔第4学年〕

この単元を直した日:2026-09-26