小学5年生 算数

図形の面積

面積の公式は、どれも「長方形の何倍か」から作られています

平行四辺形は、切って動かすと長方形になります。 三角形と台形は、同じものを2つ合わせると平行四辺形になります。 いちばん多いまちがいは、ななめの辺を高さと思うことです。

この単元でおさえること

  1. 平行四辺形の面積は、底辺×高さ

    切って動かすと長方形になる。

  2. 三角形の面積は、底辺×高さ÷2

    2つ合わせると平行四辺形になる。

  3. 台形の面積は、(上底下底)×高さ÷2

  4. ひし形の面積は、対角線×対角線÷2

  5. 高さは、底辺と直角に交わる線の長さ

    ななめの辺の長さではない。

  6. 底辺と高さが同じなら、形がちがっても面積は同じ

できるようになること

  1. 平行四辺形の面積を求められる
  2. 三角形の面積を求められる
  3. 台形の面積を求められる
  4. ひし形の面積を求められる
  5. ななめの辺と高さを見分けられる
  6. 面積から底辺や高さを求められる
  7. 図形と面積の公式を結びつけられる
  8. 底辺と高さが同じなら面積が同じことが分かる

れんしゅうの問題は、ぜんぶで 210問あります。下の「やってみる」では、そのなかから 8問ずつ出します。

例題で考え方を見る

例題 1 図形の面積

三角形の面積を求める公式はどれですか。

  • 底辺 × 高さ
  • (上底 + 下底) × 高さ ÷ 2
  • 対角線 × 対角線 ÷ 2
  • 底辺 × 高さ ÷ 2
図形
三角形
どの図形の話かをたしかめます
公式
底辺 × 高さ ÷ 2
同じ三角形をもう1つ、さかさまにして合わせると平行四辺形になります。面積は2つ分なので 2 でわります。

答え 底辺 × 高さ ÷ 2

同じ三角形をもう1つ、さかさまにして合わせると平行四辺形になります。面積は2つ分なので 2 でわります。

例題 2 図形の面積

このひし形の面積を求めなさい。

公式
対角線 × 対角線 ÷ 2
ひし形は、2本の対角線で作った長方形の半分です
8×6÷2
24
長方形の半分になります

答え 24

例題 3 図形の面積

底辺が 4 cm、高さが 3 cm の三角形と面積が等しいのはどれですか。

  • 底辺が 4 cm、高さが 3 cm の平行四辺形
  • 底辺が 6 cm、高さが 3 cm の三角形
  • 底辺が 4 cm、高さが 5 cm の三角形
  • 底辺が 3 cm、高さが 4 cm の三角形
もとの面積
4×3÷2
6 cm²
入れかえたほう
3×4÷2
6 cm²
答え
底辺が 3 cm、高さが 4 cm の三角形
かける順番を変えても、答えは変わりません

答え 底辺が 3 cm、高さが 4 cm の三角形

やってみる

えらんでから、答えをひらいてください。まちがえたときは、どこでちがったのかを見てから、もう一度やります。

  1. 平行四辺形の面積を求める公式はどれですか。

    • (上底 + 下底) × 高さ ÷ 2
    • 底辺 × 高さ ÷ 2
    • 対角線 × 対角線 ÷ 2
    • 底辺 × 高さ
    答えと考え方を見る

    答え 底辺 × 高さ

    図形
    平行四辺形
    どの図形の話かをたしかめます
    公式
    底辺 × 高さ
    平行四辺形は、はしを切って反対がわにつけると長方形になります。だから「底辺 × 高さ」で求められます。

    これはちがう図形の公式です。何と何をかけるのかを見ます

    これはちがう図形の公式です。何と何をかけるのかを見ます

    これはちがう図形の公式です。何と何をかけるのかを見ます

    この問題、へんだと思ったら教えてください。

  2. ひし形の面積を求める公式はどれですか。

    • (上底 + 下底) × 高さ ÷ 2
    • 底辺 × 高さ
    • 底辺 × 高さ ÷ 2
    • 対角線 × 対角線 ÷ 2
    答えと考え方を見る

    答え 対角線 × 対角線 ÷ 2

    図形
    ひし形
    どの図形の話かをたしかめます
    公式
    対角線 × 対角線 ÷ 2
    ひし形は、2本の対角線を辺とする長方形にぴったり囲まれます。その長方形のちょうど半分の広さです。

    これはちがう図形の公式です。何と何をかけるのかを見ます

    これはちがう図形の公式です。何と何をかけるのかを見ます

    これはちがう図形の公式です。何と何をかけるのかを見ます

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  3. 平行四辺形の面積を求める公式はどれですか。

    • 底辺 × 高さ
    • 底辺 × 高さ ÷ 2
    • 対角線 × 対角線 ÷ 2
    • (上底 + 下底) × 高さ ÷ 2
    答えと考え方を見る

    答え 底辺 × 高さ

    図形
    平行四辺形
    どの図形の話かをたしかめます
    公式
    底辺 × 高さ
    平行四辺形は、はしを切って反対がわにつけると長方形になります。だから「底辺 × 高さ」で求められます。

    これはちがう図形の公式です。何と何をかけるのかを見ます

    これはちがう図形の公式です。何と何をかけるのかを見ます

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  4. この三角形の面積を求めなさい。

    • 20
    • 24
    • 10
    • 12
    答えと考え方を見る

    答え 12

    公式
    底辺 × 高さ ÷ 2
    同じ三角形を2つ合わせると平行四辺形になります
    4×6÷2
    12
    2つ分の半分が、もとの三角形です

    まわりの長さの求め方です。面積は広さです

    2 でわるのをわすれています。三角形は平行四辺形の半分です

    たし算をしています。面積はかけ算で求めます

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  5. このひし形の面積を求めなさい。

    • 28
    • 14
    • 40
    • 20
    答えと考え方を見る

    答え 20

    公式
    対角線 × 対角線 ÷ 2
    ひし形は、2本の対角線で作った長方形の半分です
    10×4÷2
    20
    長方形の半分になります

    まわりの長さの求め方です。面積は広さです

    たし算をしています。面積はかけ算で求めます

    2 でわるのをわすれています。ひし形は長方形の半分です

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  6. 底辺が 16 cm、ななめの辺が 11 cm、高さが 6 cm の三角形があります。面積は何 cm² ですか。

    • 22
    • 48
    • 88
    • 96
    答えと考え方を見る

    答え 48

    使う長さ
    底辺 16 cm と 高さ 6 cm
    ななめの辺は使いません。高さは底辺と直角に交わる線です
    16×6÷2
    48
    三角形は平行四辺形の半分です

    たし算をしています。面積はかけ算で求めます

    ななめの辺を高さとして使っています。高さは底辺と直角に交わる線です

    2 でわるのをわすれています

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  7. 面積が 72 cm² の平行四辺形があります。高さが 6 cm のとき、底辺は何 cm ですか。

    • 66
    • 12
    • 24
    • 72
    答えと考え方を見る

    答え 12

    分かっていること
    面積 72 cm²、6 cm
    2つが分かっています
    72÷6
    12
    残りの1つを、わり算で求めます

    ひき算をしています。ここはわり算です

    2 をかけています。平行四辺形は 2 でわっていません

    面積をそのまま答えています

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  8. 底辺が 10 cm、高さが 9 cm の三角形と面積が等しいのはどれですか。

    • 底辺が 10 cm、高さが 11 cm の三角形
    • 底辺が 9 cm、高さが 10 cm の三角形
    • 底辺が 10 cm、高さが 9 cm の平行四辺形
    • 底辺が 12 cm、高さが 9 cm の三角形
    答えと考え方を見る

    答え 底辺が 9 cm、高さが 10 cm の三角形

    もとの面積
    10×9÷2
    45 cm²
    入れかえたほう
    9×10÷2
    45 cm²
    答え
    底辺が 9 cm、高さが 10 cm の三角形
    かける順番を変えても、答えは変わりません

    高さがちがいます。面積も変わります

    同じ底辺・同じ高さでも、平行四辺形の面積は三角形の2倍です

    底辺がちがいます。面積も変わります

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よくあるまちがい

2でわるのをわすれる

三角形は、同じものを2つ合わせると平行四辺形になります

面積は2つ分になっているので、2 でわります。

ななめの辺を高さと思う

高さは、底辺と直角に交わる線の長さです

ななめの辺の長さは、面積には使いません。

いらないのに2でわる

2 でわるのは、三角形と台形とひし形です

平行四辺形は、切って動かすとそのまま長方形になります。

上底をたしわすれる

台形は、同じものを2つ合わせると平行四辺形になります

そのときの底辺は「上底下底」です。

たし算をしてしまう

面積は、たてとよこをかけて求めます

たし算をすると、まわりの長さに近い数になってしまいます。

面積とまわりの長さを取りちがえる

面積は「広さ」で、単位は cm² です

まわりの長さは「線の長さ」で、単位は cm です。聞かれているのはどちらかを読みます。

ちがう図形の公式を使う

図形ごとに、何と何をかけるのかがちがいます

平行四辺形は底辺と高さ、ひし形は2本の対角線です。

2をかけもどすのをわすれる

三角形の面積は「底辺×高さ÷2」です

面積から底辺や高さを求めるときは、先に 2 をかけてもどします。

ひき算をしてしまう

かけ算の答えと、かける数の一つが分かっているときは、わり算で残りの数が求められます

ひき算では求められません。

面積をそのまま答える

聞かれているのは辺の長さです

問題文に出ている面積を、そのまま答えにしないようにします。

三角形と平行四辺形の面積を同じだと思う

底辺と高さが同じでも、平行四辺形の面積は三角形の2倍です

三角形は、その平行四辺形の半分だからです。

高さがちがうものを選ぶ

面積が等しくなるのは、底辺×高さ が同じときです

高さだけが変わると、面積も変わります。

底辺がちがうものを選ぶ

面積が等しくなるのは、底辺×高さ が同じときです

底辺だけが変わると、面積も変わります。

むずかしいと感じたら、ここまでもどる

この単元は、前に習ったことの上に立っています。分からないところがあったら、下から順にたしかめてください。学年をさかのぼってかまいません。

  1. 小2 かけ算
    • 九九を となえて 1けた × 1けた の 答えが 出せる
    • 一つ分の数と いくつ分を 見つけられる
  2. 小2 三角形と四角形
    • 正方形と 長方形を 見分けられる
    • 直角の かどを 見つけられる
    • 三角形と 四角形を 見分けられる
  3. 小3 かけ算の筆算
    • 2けた × 2けた の 筆算が できる
    • 2けた × 1けた の 筆算が できる
    • 何十・何百の かけ算が できる
  4. 小3 わり算
    • 商が2けたになるわり算ができる
    • わりきれるわり算ができる
    • 九九を使って商を見つけられる
  5. 小3 三角形と円
    • 二等辺三角形が分かる
  6. 小4 面積
    • 長方形の面積を求められる
    • 1 cm² が何こ分かで広さを表せる
  7. 小4 角の大きさ
    • 直角・一直線・1回転の大きさが何度か分かる
    • 辺の長さがちがっても角の大きさは変わらないと分かる
    • 一直線の上の角の大きさを求められる
  8. 小4 平行と垂直、四角形
    • 四角形の対角線の決まりが分かる
    • 平行四辺形の角の大きさを求められる
    • 決まりから四角形を見分けられる

まちがえたところは、あしたもういちど出ます。同じ問題ではなく、にた問題で出します。

今日の10問をやる

おうちの方へ|この単元があつかう学習指導要領の項目

図形 平面図形の面積(三角形,平行四辺形,ひし形,台形)

この学年で扱う 三角形の面積 平行四辺形の面積 ひし形の面積 台形の面積

この学年では扱わない 円の面積(第6学年で扱う)

出典:小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編(文部科学省) /第2章 各教科 第3節 算数 第2 各学年の目標及び内容 〔第5学年〕

この単元を直した日:2026-08-23