角柱と円柱の体積
角柱も円柱も、体積は「底面積×高さ」です
小5 で学んだ「たて×よこ×高さ」は、底面が長方形のときの形にすぎません。 底面が三角形でも円でも、底面を高さの分だけ積み上げるのは同じです。 公式が増えるのではなく、1つにまとまる単元です。
この単元でおさえること
-
角柱も円柱も、体積は 底面積×高さ
-
底面は、向かい合う合同な2つの面
まわりの面は側面。
-
高さは、2つの底面のあいだの長さ
-
三角柱の底面積は、底辺×高さ÷2
-
円柱の底面積は、半径×半径×3.14
-
底面積が同じなら、体積は高さに比例する
できるようになること
- 柱体の底面と高さが分かる
- 柱体の体積の公式を使い分けられる
- 三角柱の体積を求められる
- 台形を底面とする四角柱の体積を求められる
- 円柱の体積を求められる
- 体積から柱体の高さを求められる
- 底面を分けて柱体の体積を求められる
- 底面積が同じなら体積が高さに比例することが分かる
れんしゅうの問題は、ぜんぶで 206問あります。下の「やってみる」では、そのなかから 8問ずつ出します。
例題で考え方を見る
円柱の底面は、どんな形ですか。
- ア 合同な円が2つ
- イ 底面積 × 高さ
- ウ 2つの底面のあいだの長さ
- エ 合同な三角形が2つ
答え 合同な円が2つ
角柱も円柱も、底面を高さの分だけ積み上げた形です。だから体積はどれも「底面積 × 高さ」になります。
底面積が 6 cm²、高さが 5 cm の角柱の体積は 30 cm³ です。同じ底面で、高さが 10 cm の角柱の体積は何 cm³ ですか。
答え 60
底面は、2つの図形を合わせた形です。たて 6 cm・よこ 7 cm の長方形と、底辺 6 cm・高さ 7 cm の三角形です。柱の高さは 4 cm です。体積を求めなさい。
答え 252
やってみる
えらんでから、答えをひらいてください。まちがえたときは、どこでちがったのかを見てから、もう一度やります。
-
三角柱の底面は、どんな形ですか。
- 底面積 × 高さ
- 合同な円が2つ
- 2つの底面のあいだの長さ
- 合同な三角形が2つ
答えと考え方を見る
答え エ 合同な三角形が2つ
柱体の底面向かい合う合同な2つの面まわりの面は側面です答え合同な三角形が2つどの柱体でも「底面積 × 高さ」で体積が求まりますア 柱体の底面は、向かい合う合同な2つの面です。まわりの面は側面です
イ 柱体の底面は、向かい合う合同な2つの面です。まわりの面は側面です
ウ 柱体の底面は、向かい合う合同な2つの面です。まわりの面は側面です
この問題、へんだと思ったら教えてください。
教えてくれてありがとう。かならず見に行きます。
-
角柱や円柱の体積を求める式はどれですか。
- 合同な三角形が2つ
- 底面積 × 高さ
- 合同な円が2つ
- 2つの底面のあいだの長さ
答えと考え方を見る
答え イ 底面積 × 高さ
柱体の底面向かい合う合同な2つの面まわりの面は側面です答え底面積 × 高さどの柱体でも「底面積 × 高さ」で体積が求まりますア 柱体の底面は、向かい合う合同な2つの面です。まわりの面は側面です
ウ 柱体の底面は、向かい合う合同な2つの面です。まわりの面は側面です
エ 柱体の底面は、向かい合う合同な2つの面です。まわりの面は側面です
この問題、へんだと思ったら教えてください。
教えてくれてありがとう。かならず見に行きます。
-
底面が、底辺 8 cm・高さ 7 cm の三角形で、高さが 4 cm の三角柱の体積を求めなさい。
- 112
- 224
- 28
- 32
答えと考え方を見る
答え ア 112
底面積8×7÷228 cm²。三角形の面積です28×4112底面積 × 高さ で体積が求まりますイ 底面の三角形で、2 でわるのを忘れています
ウ 底面積です。柱の高さをかけます
エ 底面積に高さをたしています。ここはかけ算です
この問題、へんだと思ったら教えてください。
教えてくれてありがとう。かならず見に行きます。
-
底面の半径が 3 cm、高さが 7 cm の円柱の体積を求めなさい。円周率は 3.14 とします。
- 28.26
- 791.28
- 131.88
- 197.82
答えと考え方を見る
答え エ 197.82
底面積3×3×3.1428.26 cm²。円の面積です28.26×7197.82底面積 × 高さ で体積が求まりますア 底面積です。柱の高さをかけます
イ 直径をそのまま半径として使っています
ウ 底面積に円周の式を使っています。面積は 半径 × 半径 × 3.14 です
この問題、へんだと思ったら教えてください。
教えてくれてありがとう。かならず見に行きます。
-
底面積が 8 cm²、高さが 3 cm の角柱の体積は 24 cm³ です。同じ底面で、高さが 6 cm の角柱の体積は何 cm³ ですか。
- 48
- 40
- 96
- 24
答えと考え方を見る
答え ア 48
底面積8 cm²同じ底面なので変わりません高さ3×26 cm。2 倍になりました24×248体積も 2 倍になりますイ たし算をしています。高さが 2 倍なら体積も 2 倍です
ウ 倍の数を2回かけています。体積は高さに比例します
エ 高さが変わっても体積は変わらない、としています
この問題、へんだと思ったら教えてください。
教えてくれてありがとう。かならず見に行きます。
-
底面は、上底 3 cm・下底 6 cm・高さ 4 cm の台形です。この四角柱の高さは 3 cm です。体積を求めなさい。
- 36
- 108
- 54
- 18
答えと考え方を見る
答え ウ 54
上底 + 下底3+69底面積9×4÷218 cm²。台形の面積です18×354底面積 × 高さ で体積が求まりますア 上底をたし忘れています
イ 底面の台形で、2 でわるのを忘れています
エ 底面積です。柱の高さをかけます
この問題、へんだと思ったら教えてください。
教えてくれてありがとう。かならず見に行きます。
-
底面が、底辺 6 cm・高さ 5 cm の三角形の三角柱があります。体積が 60 cm³ のとき、三角柱の高さは何 cm ですか。
- 4
- 12
- 2
- 10
答えと考え方を見る
答え ア 4
底面積6×5÷215 cm²60÷154体積を底面積でわると高さが出ますイ 底面の高さでわっています。わるのは底面積です
ウ 底面の三角形で、2 でわるのを忘れています
エ 底辺でわっています。わるのは底面積です
この問題、へんだと思ったら教えてください。
教えてくれてありがとう。かならず見に行きます。
-
底面は、2つの図形を合わせた形です。たて 6 cm・よこ 7 cm の長方形と、底辺 6 cm・高さ 7 cm の三角形です。柱の高さは 5 cm です。体積を求めなさい。
- 105
- 315
- 63
- 210
答えと考え方を見る
答え イ 315
長方形の分6×742 cm²三角形の分6×7÷221 cm²底面積42+2163 cm²63×5315底面積 × 高さ で体積が求まりますア 三角形の分だけです。長方形の分もたします
ウ 底面積です。柱の高さをかけます
エ 長方形の分だけです。三角形の分もたします
この問題、へんだと思ったら教えてください。
教えてくれてありがとう。かならず見に行きます。
よくあるまちがい
直径をそのまま半径として使う
半径は直径の半分です
直径が 12 cm なら半径は 6 cm。直さずに使うと、面積が4倍になります。
2でわるのをわすれる
三角形は、同じものを2つ合わせると平行四辺形になります
面積は2つ分になっているので、2 でわります。
上底をたしわすれる
台形は、同じものを2つ合わせると平行四辺形になります
そのときの底辺は「上底+下底」です。
円周の式を使う
円周は「直径×3.14」、面積は「半径×半径×3.14」です
半径を何回かけるかがちがいます。
高さをかけない
たて×よこ だけでは、1だん分の広さです
体積は、それを高さの分だけ積み上げた大きさです。
高さをたしてしまう
底面積に高さをかけます
たすのではありません。
底面を取りちがえる
柱体の底面は、向かい合う合同な2つの面です
まわりの面は側面といいます。
底面の高さをもう一度かける
かけるのは柱の高さです
底面の三角形や台形の高さは、底面積を出すときにもう使っています。
底面積でわらない
体積は「底面積×高さ」です
高さを求めるには、底辺や底面の高さではなく、底面積でわります。
ひき算をしてしまう
かけ算の答えと片方が分かっているときは、わり算でもう1つが求められます
長方形の分だけを答える
底面は2つの図形を合わせた形です
両方の面積をたしてから、高さをかけます。
三角形の分だけを答える
底面は2つの図形を合わせた形です
両方の面積をたしてから、高さをかけます。
高さが変わっても体積は同じだと思う
底面積が同じなら、体積は高さに比例します
高さが2倍になれば、体積も2倍です。
倍の数を2回かける
体積は高さに比例します
高さが2倍なら体積も2倍で、4倍ではありません。
たし算をしてしまう
高さが2倍なら、体積も2倍です
たし算ではありません。
むずかしいと感じたら、ここまでもどる
この単元は、前に習ったことの上に立っています。分からないところがあったら、下から順にたしかめてください。学年をさかのぼってかまいません。
-
小2
かけ算
- 九九を となえて 1けた × 1けた の 答えが 出せる
- 一つ分の数と いくつ分を 見つけられる
- お話に 合う かけ算の しきが 書ける
-
小2
三角形と四角形
- 正方形と 長方形を 見分けられる
- 直角の かどを 見つけられる
- 三角形と 四角形を 見分けられる
-
小3
かけ算の筆算
- 2けた × 2けた の 筆算が できる
- 2けた × 1けた の 筆算が できる
- 何十・何百の かけ算が できる
-
小3
わり算
- 商が2けたになるわり算ができる
- わりきれるわり算ができる
- 九九を使って商を見つけられる
-
小3
小数
- 0.1のくらいまでの小数を読んだり書いたりできる
-
小3
三角形と円
- 円の中心・半径・直径が分かる
- 二等辺三角形が分かる
-
小4
小数のたし算・ひき算
- 筆算で小数点をそろえて書ける
-
小4
小数のかけ算・わり算(整数をかける・わる)
- 小数×整数の筆算ができる
- 小数÷整数の筆算ができる
-
小4
面積
- 長方形の面積を求められる
- 1 cm² が何こ分かで広さを表せる
-
小4
角の大きさ
- 一直線の上の角の大きさを求められる
- 直角・一直線・1回転の大きさが何度か分かる
- 辺の長さがちがっても角の大きさは変わらないと分かる
-
小4
平行と垂直、四角形
- 決まりから四角形を見分けられる
- 平行四辺形の角の大きさを求められる
- 平行四辺形やひし形の辺の長さを求められる
-
小4
二次元の表と折れ線グラフ
- 二次元の表からますの数を読み取れる
-
小4
変わり方
- 表を見て、変わり方の決まりを見分けられる
-
小5
小数のかけ算
- 小数×整数の筆算ができる
-
小5
小数のわり算
- 小数÷小数の筆算ができる
- 小数÷整数の筆算ができる
-
小5
分数と小数
- わり算の商を分数で表せる
-
小5
割合と百分率
- くらべる量ともとにする量から割合を求められる
-
小5
図形の面積
- 三角形の面積を求められる
- 台形の面積を求められる
- 平行四辺形の面積を求められる
-
小5
円と正多角形
- 円周率の意味が分かる
-
小5
立体の体積
- 直方体の体積を求められる
- 体積から辺の長さを求められる
- 1cm³ の立方体が何個分かを数えられる
-
小5
単位量当たりの大きさと速さ
- 単位量当たりの大きさを求められる
- 単位量当たりの大きさを求める式をえらべる
- こみぐあいを、1あたりの大きさでくらべられる
-
小5
比例
- 比例している関係かどうかを見分けられる
- 一方が2倍になると、もう一方がどうなるか分かる
-
小6
比
- 比の値を求められる
-
小6
比例と反比例
- 表から比例の式を作れる
- 表を見て比例か反比例かを見分けられる
-
小6
円の面積
- 半径から円の面積を求められる
まちがえたところは、あしたもういちど出ます。同じ問題ではなく、にた問題で出します。
今日の10問をやるおうちの方へ|この単元があつかう学習指導要領の項目
図形 立体図形の体積(角柱・円柱)
この学年で扱う 角柱の体積 円柱の体積
この学年では扱わない 錐体の体積(中学校第1学年で扱う) 球の体積(中学校第1学年で扱う)
出典:小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編(文部科学省) /第2章 各教科 第3節 算数 第2 各学年の目標及び内容 〔第6学年〕
この単元を直した日:2026-08-23